海外でコソコソと剣道(リバ剣)の修行

しばらく離れていた剣道を海外でこっそり再開しました

親指で輪を作って構える

昨日の稽古の話。

 

人が余り集まらないので回転が早い。

やはり、最近更に太ってるので、直ぐにバテバテになってしまう。

毎日の酒は辞めているが、その分、沢山食べてしまう。

 

日本にいた頃は安く何でもあるので、酒を沢山飲みながらも、ツマミは炭水化物を避けたりしていたがヨーロッパではそうもいかない。

 

親指が上手く使えない、昔からの悪癖を考えていた。

学生時代に脱力しようと試行錯誤する中でついてしまった悪癖だ。

打つ瞬間に親指が浮く事があるということは、構えた時から既に親指が浮いているのでは?

と考えた。

 

なので、構えの時に親指と人差し指で輪を作るつもりで構えてみる。

力を込める訳ではなく、リラックスしながらも輪を作る感じ。

気の所為かもしれないが、少し打突が速くなった気がする。

 

ただやはり、地稽古では何本かに1回は親指が遊ぶのが分かる。

何で、オープンになったんだ?

今日の稽古。

参加者は私と初級者(防具はつけてる)、初心者のみ。

 

私が指導役になる。

2人ともとにかく手首が固いので、

 

手の内を分かって貰うために、元立ちが頭上に寝かせた竹刀を手の内だけで叩く練習をする。

リラックスして、初めは小指と薬指のみ締めて竹刀を振る。

下筋が緊張し、肩には力が入らない事を覚えてもらう。

 

中指を加えて、最後は親指を加える。

それでも肩に力が入らないように注意する。

 

その感覚で、振りかぶって同じように打突。

 

切り返しは口を酸っぱくして、大きく、刃筋を立てて、手首を伸ばさせる。

何パターンかやった後に、初級者は上手く振れているので、さっき練習した手の内を意識して強く打つように指導する。

 

今の時点で、こうやって人を指導してみると色々と見えてくる。

初心者でも基本を学んだら取り敢えず面つけて体で覚えろや的な、部活時代にはあまりなかった感覚だ。

 

何で遠くから打つのか、大きく打つのか、何で真っ直ぐ打つのか、何で切り返しをするのか、何で打ち込みや掛かり稽古をするのか、何で上手の先生に掛かる稽古をするのか。

 

未熟故、何年かしたら答えは変わっているかもしれないが、今の私が思うのは、こういう稽古は

「体全体を使い、真っ直ぐ、手の内を利かせて、捨てて打つ技術」

を覚える為にやるんだと思う。

その先にある攻めを体得する為に。

 

学生時代はこんな事は考えず、先皮も触れない遠間から打ち込む稽古や、大きく打つ稽古に何の意味があるんだろうと思っていた。

切り返しなんて、毎回毎回、稽古の初めに20回以上も延々とやらせられて、お陰で基本打ちに入る頃にはいつもヘトヘトだった。

いい迷惑だと思っていた。

上手の先生に掛かるのも正直言うと好きでは無かった。

何が楽しくてこんな拷問みたいな事をやるのかと思っていた。

強い同期や先輩をあの手この手で打ち負かしてやろうと勝負を挑む方が遥かに楽しかった。

掛かり稽古?勿論、大嫌いだった。息を整える時間ゼロの相掛かりはもっと嫌いだった。

 

でも、とっても大事な意味があったんだと、今なら感じる。

 

なので、彼らにも自分の言葉で必要性を説明する。(下手な英語で)

 

そうすると、結構分かってくれるような気がする。

 

稽古の後に、

「去年まではクローズだったのに、なんで最近はオープンに色々教えてくれるんだ?」

と聞かれる。

 

「私は昇段試験も受けてこなかったし、先生じゃないから指導に口出しするのは遠慮してたんだよ。でも来春に日本に帰国するから、分かることは伝えておきたいと思った」

 

と答えた。

 

そう、ということで、来春、帰国するのである。

息を吐き続けて攻め出鼻を打つ

大体、稽古に向かう車の中で、その日のテーマを考える。

 

昨日の稽古は、

息を吐き続けて攻め

出鼻を打つ

にした。

 

こうすると、出鼻は良く打てる。

誘いに簡単に乗ってしまう所もあるが、、、

 

フェイントばかり使ってくる相手が、フェイントを掛けた瞬間に私に出鼻ばかり打たれるので、非常に困惑していた。

 

課題は、飛距離。

相手の身長が高いと出鼻面が届かず、相手の面金を打ってしまう事が何回かあった。

間合いを工夫しないとね。

 

手の内も良くない。

右手を被せるように打ってしまう時がある。

 

そして何より、めちゃくちゃバテる。

地稽古を3回、繰り返すともうバテバテだった。

※次の相手は子供だったのでかなりセーブして動き、何とか持ち直した。

 

体力もそうだが、太り過ぎなのだ。

だから直ぐバテる。

 

古流を学んでいた時に、電車で帰る先生に駅までお供していたら、

2歩で吸って、5歩で吐く

3歩で吸って、8歩で吐く

2歩で吸って、15歩で吐く

etc.

というような稽古を駅までの道中に歩きながらさせられた。

 

要は呼吸を自由にコントロールしなさい、ということだったのだろう。

明日から仕事中にやってみようかな。

 

それで、昨日はクラブの先生の誕生日だとかで、円陣の掛かり稽古をサプライズでやった。

ヨーロッパではサムライ・パーティーというらしい。

 

この手の長すぎる掛かり稽古には個人的にはあまり賛成していないが、郷に入ればという事で付き合う。

 

企画者が先生に中々切り出せずに困っているので、私が

「あー先生、彼がアイデアがあるそうです」と申し出て、円陣が始まった。

 

先生が元立ちの後は、先生の逆襲がはじまり他のメンバーも元に立つことになった。

私はやらなくても良さそうな空気だったが、切り出した手前、十数年ぶりに円陣の中に飛び込んだ。

 

円陣の中で何人かに掛かり稽古をしたが、辛すぎる。

足が重くなり動かない。声も出ない。竹刀も腕も重くて上がらない。

脱力だの丹田だのそんな事を意識する余裕はゼロだ。

 

如何に普段、自分を追い込んでいないかと言う事だ。

ヘロヘロになって元立ちを終えて、最後はプレゼントを先生に渡して終わり。

 

私は彼らとSNSで繋がってしまっている。

私の誕生日もバレる。

 

心配である。

左足を強く蹴る

今日の稽古は先生が来ないので指導を担当した。

 

上下素振りは竹刀をお尻までつけて振り上げるように言う。

剣先を水平から下に下げるなとも言われるが、私が昔教わったのは「竹刀をお尻までつけろ!」だった。

 

中学、高校、大学と色々な先生に教わり、逆の指導も受けたが、背中の筋肉を鍛えるのと、柔軟性を維持する、体で竹刀を振る感覚を持つ為に、上下素振りだけはお尻まで竹刀をつけるようにしています。

 

その後は切り返し、基本打ち、地稽古。

 

私のクラブは基本打ちはフルメニューでやることが無いので、技術的な事も言いながら面、小手、小手面、小手胴、胴の基本打ち。

 

それから地稽古と、一息で掛かり稽古。

 

掛かり稽古は一息だと短いと思うが、普段はやらないメニューなので負荷は軽くして回数を稼ぐ感じでグルグル回りながらやった。

 

地稽古では相変わらず面ばかり打つ。

今日は左足をいつもより強く蹴るつもりで飛び込んでみた。

 

目線の高さを変えずに攻めて、そこから左足を強く蹴って面。

いい感じだと思うが、悪い癖の右手が遊んでいるのを感じる。

手の内に意識を向けると足を忘れる。

 

難しい。

指が腫れると握手が痛い

昨日の稽古は、通ってるクラブの昔の指導者先生?が来てくれた。

 

地稽古でガンガン攻めると、何かを言われて中断し、息を整えていた。

当地の言葉を喋れないので何を言われてるのかサッパリだったが、

 

久しぶりの稽古だからガンガン来ないでくれ

 

的な意味かと理解して、それからはおっさん剣道に徹した。

 

テーマにしていたのは、

①左手の握り

②攻め込んだ時は意識して左踵を少し持ち上げる

③呼吸を吐きながら攻める

 

右足を半歩出して攻めた時に、意識して左踵を少し持ち上げて腰を前に出すようにした。

その状態で息を吐きながら攻めていると、出鼻は良く打てる。

 

但し、出鼻を感じると半ば体がオートマチックに動いてしまうので、誘いに乗りやすく出小手を打たれる事もあった。

面ばかり打つからなんだけど、難しいところですね。

 

それで、出小手(合わせ小手)が痛い。

その場で体を沈めるようにして、横から打ってくるので、指の第一関節に竹刀が当たる。

 

その後は掛かり稽古の元立ち。

体当たりを受けると、たまに右手が痛む。

 

家に帰って見ると、中指の拳骨の部分が大きく腫れていた。

 

大変なのは翌日の仕事。

ヨーロッパ人は毎日、挨拶と共に握手をするので、握手の時に毎回右手が痛む。

 

それでも、手を出されると習慣でこちらも手を出して握手に応じてしまう。

 

 

誘いに乗ってしまうのと良く似ている。

飛び込み面の研究

昨日の稽古も、相変わらず面打ちを練習していた。

 

右足を半歩出して攻め、上体を動かさないようにしながら、そこから更に3センチくらいフッと右足を出し、面を打つ。

飛び込むのに必要な重心移動を右足を3センチ動かす時に行うイメージ。

 

これは、良く避けられた。

なるべく起こりを無くすつもりでも、相手からは良く見えているということだろう。

このクラブの人達はあまり攻めてこないので、必然、グイグイと自分から攻めることになる。

 

それが、打ち気として映って、警戒心を高めていると考えた。

 

そこで、グッと鋭く右足を出す攻めを何回か見せてから、フワッと上記の打ち方をすると上手く打ち込めた。

 

次に、同じく右足を半歩出した攻めから、右足を真上に1センチ持ち上げるつもりで浮かせて面を打ってみる。

 

前の打ち方と比べ、明らかに相手の反応が遅れているのが分かり、簡単に打ち込める。

起こりとしてはこっちの方が見えにくいということだろう。

 

ただ、この打ち方はタイムラグが多く感じる。

時間を測った訳ではないが、右足を持ち上げて、それに伴い少し重心が移動して体が前にゆっくりと動き始め、そこから左足で蹴って面に飛んでいる。

 

これがどうしても嫌な感じがする。

相手も忙しなく足を動かす試合では使えるのか疑問である。

 

それと、飛距離が足りなすぎる。

何回か面が届かず、相手の面金を打ってしまった。

 

足幅も注意して次の稽古をしよう。

攻めを弱くする

今日の地稽古で感じた事。

相変わらず納得のいく面が打てずにイライラする。

 

しっかり攻めて、起こりを打ったり相手の動く瞬間を打てば打てる。

 

自分勝手に攻めて打つと思うように当たらない。

それでも、飛び込み面が打ちたいから面技中心に積極的に自分勝手に(笑)攻める。

 

今日はやりにくい相手と稽古をした。

 

結構近い間合いから、大きく振りかぶって打ってくる。

自分勝手に攻めていると、大きく振られるとつい居付いてしまう。

思わず首を振って面を避けるが、手の内が硬い人なのでめちゃくちゃ痛い。

 

この人に打ち込んでいくと、手元を上げて面を避ける。

同じ攻めから小手も何本か打ち込んで、手元を上げないようにして面。

何本か面が入ったが、何か納得いかない面だった。

 

お互い、自分勝手な剣道をしているので噛み合わない。

 

そんな中で、ふと思いつき、フワッと打ち気を見せないで右足を出し、思い切って面に飛び込んでみた。

この時は相手の防御が間に合わず、上手く面を打てた。

 

これから技のレパートリーに加えよう。